本日は、【スプレッド】です。
日本円と外貨を売買する場合、現在の通貨レートで取引を行うわけですが、FX会社によって売り値(売り気配:アスクレート)と買値(買い気配:ビッドレート)が違っています。
例えばドル建てで売り値が1ドル90.45円で買値が90.40円だとすると
私たちが買うときは1ドル90.45円必要で、逆に売るときは90.40円になるということです。
このときの売り値と買値の差を【スプレッド】といいます。
今回の場合は、
90.45 − 90.40 = 0.05 =5(銭)
となります。
このスプレッドは、FX会社によって違います。
この差は、FX会社の儲け分となるわけです。
つまり、商品にも仕入れ値と売値があるように外貨にも仕入れ値と売り値があり、その差がFX会社の利益となっているわけです。
FX会社を選ぶ時もこのスプレッドを気にして選らばないと損をしてしまうことがあります。
また、これとは別に手数料も発生します。
ここで問題です。
下記のような条件の会社で、1万通貨を取引した場合にもっとも手数料が安いのはどこでしょう?
A社 手数料(往復) 300円 スプレッド 5銭
B社 手数料(往復) 0円 スプレッド 10銭
C社 手数料(往復) 500円 スプレッド 2銭
(手数料は1万通貨当たりの金額とします。)
答えはこちらです。
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【本日のお勧め】
みんなのFX(EMOCOM証券)
2010年1月20日〜2月25日(10,000円キャッシュバックキャンペーン中)
1万通貨以上の手数料 0円
口座開設費用:無料
答え
手数料 1万通貨 スプレッド
A社 300円 + 10,000 × 0.05円 = 300円 + 500円 = 800円
B社 0円 + 10,000 × 0.10円 = 0円 + 1,000円 = 1,000円
C社 500円 + 10,000 × 0.02円 = 500円 + 200円 = 700円
ということで、一番安いのは、C社でした。
あなたは、すぐおわかりになりましたか?
このようにFX会社を選定する場合は、スプレッドを知らないと思わぬ損をしてしまう場合があります。
今回、B社は手数料が無料なので安そうですが、実際には一番高い金額になりました。
もちろん、取引額によっても違いますので、いくつかのFX会社に口座を開設してその時々で一番都合の良い会社を使い分けることも可能です。
実は、口座を開設するだけなら費用は全く発生しないのです。
ラベル:スプレッド