2010年06月25日

どうすれば利益が上げられるのか?

最近、円が非常に強くなっています。
これは、ユーロも不安、ドルも不安ということになって、比較的信頼できる円を買う傾向が強く出ているためです。

本日のデイトレでは、円にからむポジションはなるべく売りポジションを持つようにしましょう。

さて、本日はどのようなときが利益を上げやすいのかについて書いてみます。

まず、下記の2つの通貨チャートをご覧ください。

6月24日16:30(アメリカ時間)日本時間22:30のユーロ/円15分チャート2010-6-24(EUR-JPY)GR.JPG

6月24日16:30(アメリカ時間)日本時間22:30のポンド/ドル15分チャート
2010-6-24(GBP-USD)GR.JPG

この2つのチャートを比較するとユーロ/円は1時間半ぐらいの間に0.9円レートが下がっています。
仮に1万通貨を@の時点で売りポジションを持ち、Aで買い戻せば、9千円の利益です。
しかし、購入のチャンスは@の1回だけです。
運よくこのタイミングで購入できればいいですが、@の時点で上がるか下がるかを予想するのはチャートだけでは難しいですね。

それに対して下のチャート(ポンド/ドル)は、ある一定の幅を上がったり下がったりしています。
その代わり、変動幅は0.0028ということで、1万通貨購入時の利益は約2,500円程度しかありません。

そのため、1回の取引で得られる利益は2,500円だけとなりますが、この利益を確保できるチャンスが何回もあるわけです。

今回、最初の○(丸数字なし)で上限値を確認できたとしたら、@の時点で売りポジションを取ることができます。
そして、Aで買い戻すことで、まず2,500円を獲得します。
このとき、同時に買いポジションを持つことで、今度はBで売れば、再び2,500円の利益を得ることができます。

つまり、@⇒A:2,500円 A⇒B:2,500円で合計5,000円の利益が得られるわけです。

ここまでの取引で、上限値と下限値がわかれば、次からは前もって指値を設定することで自動的に売買をすることができます。
私の場合は、こういうときにIFD(イフダン)という買い方をします。
これは、ある指値でポジション取り(売りまたは買い)ができたら、次に目標の利益を設定して同時に注文を行う方法です。
今回のポンド/ドルであれば、「1.4993で売りポジションが取れたら、1.4965で買い戻し」という注文と、「1.4965で買いポジションが取れたら1.4993で売る」という2つのIFD注文を同時に出します。

こうしておけば、為替レートが1.4993まで上がったときに売りポジションを獲得し、その後、徐々(または急峻)に下がって1.4965まで下がったところで決済が行われ、0.0028pips(通貨単位:約2,500円)の利益が確定します。

そして、同時に1.4965で買いが行われ、次に1.4993まで上がったら再び決済が行われます。

特に為替相場の変動は激しいので、一瞬しかその値段にならないときでもこの自動売買を設定しておけば、確実に売り買いをすることができます。

今回もEの部分はひげのような細いラインが一瞬目標ラインを通過しているだけですがIFDが設定されていれば確実に売り買いをすることができます。

ただしここで、考えないといけないことはこの繰り返しがいつまで続くかです。

また、この繰り返しに気づくのがBの時かもしれません。

しかし、例えBの時からこの購買方法を行ったとしても、
B⇒C 2,500円
C⇒D 2,500円
D⇒E 2,500円
E⇒F 2,500円
と合計1万円稼ぐことができます。

今回は極端な例ですが、実は6月の第2週に私が、24時間で3万円ほど稼いだことがあったのですが、まさにこのようなスイング状態をうまく捉えることができたためです。

今回の例では、気づくのが遅くて最後のE⇒Fの2,500円しか稼ぐことはできませんでしたが、あなたがチャートの中でこのような上下変動を発見したら大きなチャンスだと思ってください。

この上下変動の幅は通貨単位や経済情勢によって変動します。
運よく振り幅の大きい波を見つけたら、大きな利益を得ることができます。

また、今回のトレードだと全くリスク管理ができていません。
例えば、突然スイングをやめて上または下に振り続ける事態が発生したときに大きな損失になる可能性を持っています。

そこで、発注時にIFO(イフダンOCO)という発注を行うことでそのリスクを回避できます。

この発注方法については次回説明いたします。


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posted by ディトレーダーFX at 18:51| Comment(0) | デイトレード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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