それは、要人のたった一言の発言が為替相場を動かしてしまうからです。
また、雇用・生産・物価などの基礎的な数値の発表でも為替が大きく変動します。
このような変化を予想したり調査することをファンダメンタル分析といいます。
これは、以前ご紹介したテクニカル分析と並行して使われます。
実は本日、民主党代表に管さんが再選しましたが、その結果を受けてドル円は大きく円高に動きました。
そのときのチャートを掲載します。
《【みんなのFX】USD/JPYチャートより》
〔見にくい時は画像をクリックすると大きくなります〕
代表が確定した15:40頃に一瞬大きく円高(83.6円⇒83.1円)になっています。
円安を望んでいる管さんの思惑とは全く逆方向に動いてしまうのが皮肉っぽいですね。
このようにファンダメンタルによる変動は一時的に大きく上がったり下がったりしますが、そのあとで元の為替レートに向かって戻っていきます。
そのため、この特性をうまく生かせば、確実に利益を上げることができます。
経済指標の発表は時間が決まっていることが多いので、その時間のチャートを見ていて上がり始めたらすぐに買いポジションを持ち、上がりきったところ(見極めはやや難しい)で決済します。
次に下がり始めたところで、売りポジションを持ちます。
これだけで、短時間でそれなりの利益を上げることができます。
9月第1週の米統計発表の時などは、1時間ぐらいで150pips(1万通貨で1万5千円)ほど利益が出たこともあります。
もしも、上がり始めや下がり始めにポジションを取り損ねたときは、上がりきったときや下がりきったときに逆のポジションを持てばOKです。
すぐには変化しなくても数時間以内にほぼ元のレートまで戻ってくることが多いようです。
それでは、今週の主なイベントを掲載します。
特に黄色で色分けした発表はレートが大きく変動しやすい指標ですので注意してください。
ちなみに発表された結果が予想数値どおりの場合は変動が少なくなります。
【今週の主なイベント】
〔画像をクリックすると大きくなります〕
それでは、良いトレードを頑張りましょう。
PS:本日の自動売買は行われませんでした。
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