2010年02月03日

FX会社選定のためのキーワード解説

今までいくつかのキーワードを紹介してきましたが、ここでもう一度まとめてみます。

新しいキーワードもありますのでご注意ください。

レバレッジ
証拠金を元に決められた倍数を乗じた金額で取引ができること
少ない投資金額で大きなお金を動かせるので利益も大きくなるが、
損失も大きくなる。
この倍率が高いほどハイリスク・ハイリターンとなる。

スワップポイント
金利の異なった通貨の間で取引通貨の金利差を調整するための差額の受払い
日本の金利は0.1%程度と低いので金利の高い通貨(豪州ドルなど)
を持っていると毎日利益が得られる。

スプレッド
外貨を交換する際に買うときと売るときの差額
この差額がFX業者のマージンとなるため、FX会社によって異なる。
このときの
買い値を【ビッドレート】(買い気配)
売り値を【アスクレート】(売り気配)
という。
注)これは、FX会社側からみた表記なので、投資家側から見た場合は逆になる。
1ドルが90.45〜90.50円と表示があったら
ビッドレート:90.45円
アスクレート:90.50円
つまり、投資家が買うときは、90.50円で売るときは90.45円となる。
この場合、買って売るだけでは-0.05円(5銭)のマイナスとなる。


手数料
スプレッドとは別に1回の取引きの度に発生する費用
FX会社によっては無料の場合がある。

デイトレード
1日のうちに買いと売りを終えること
普通は、大きな値動きがないため比較的リスクが低い
FX会社によってはデイトレードの手数料が普通の手数料と別に設定してある場合がある。
FXでの1日の区切りは、日本時間の午前6時。

ポジション
FXでは、外貨を買ってから売る場合と売ってから買う場合があるので、このうちの
買っている状態を【買いポジション】(ロングポジション)
売っている状態を【売りポジション】(ショートポジション)
と呼ぶ。

信託保全
FX会社に預けたお金をFX会社の管理下におくとそのFX会社が倒産した場合にそのお金が返ってこない可能性がある。
そのリスクを抑えるため、FX会社は預かったお金を別の銀行に預けることをいう。


ロスカット
為替取引には株式のような値幅制限がなく、またレバレッジによって預けた証拠金で数倍〜数百倍の取引をしているため、証拠金やFX会社に預けた金額を超えて損失が発生する場合がある。
そこで、FX会社が一定の基準を設けて顧客の預け入れ金額が一定の基準を割ったら自動的に精算が行われる仕組みが用意している。
この仕組みを「ロスカット」と呼ぶ。



以上、FX会社を選定するときに必要と思われるキーワードを紹介しました。

次回からは、具体的にFX会社を紹介していこうと思います。
posted by ディトレーダーFX at 06:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

重要キーワード【スワップポイント】

FX会社を比較するときに知っておきたいキーワードに【スワップポイント】(スワップ金利ともいう)があります。

これは、外国為替取引では、異なる国の通貨を交換することですが、この場合、外貨を相手の国の銀口座に一時的に預けることになります。
これは、外貨を2営業日目の決済日を過ぎても保有する場合、その保有期間に応じて取引通貨の金利差を調整するため、その差額の受払いが発生します。
この金利のことをスワップポイントといいます。

このスワップポイントはFX会社によっても異なります。
日本でも取引銀行によって利子が違っているのと同じですね。

ちなみにこのスワップポイントは、通常1万通貨単位で表示されます。

例えば、マネーパートナーズのHPを見てみると最近のオーストラリアドルと日本円のスワップポイントは72円〜76円(なぜか1/27-1/29だけ215円)です。

これは、1万オーストラリアドルを2日間持っていると1日当たり72〜76円もらえるということです。
マネーパートナーズのリバレッジは最大100倍で、オーストラリアドルは現在約80円ですから、

10,000 × 80円 = 800,000円 (1万オーストラリアドル)

800,000円 ÷ 100 = 8,000円 (リバレッジ 100倍)

ということで、なんと8,000円の証拠金で1万オーストラリアドルを買って2日間預けておくだけで、利子が72〜76円もらえるとうことです。

これっておいしいですよね。

もしもスワップポイントが変動せずに(それほど変動するものではありません)1ヶ月預けると

72 × 30日 = 2,160円 となります。

8千円を1ヶ月預けるだけで2,160円の利子なんて夢みたいですね。

こんなことがFXではできるのです。

ただし、この間にオーストラリアドルのレートが全く変動しなければの話です。

もしも買い戻すときに80円が79円になっていたとすると

買った値段    売る値段      差額  
800,000円 - 790,000円 =-10,000円

となり、利子は2,160円でも利益は、

2,160円 - 10,000円 = -7,840円

ということで赤字になってしまいます。

このようにいいことばかりではないことも注意しましょう。

もちろん、逆に81円になっていれば、12,160円の儲けですからウハウハですけどね。

運用時は、スワップ目当てのお金と
一般トレード用のお金を分けて考えた方がいいでしょう。

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ラベル:スワップ 金利
posted by ディトレーダーFX at 01:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

重要キーワード【スプレッド】ってなあに?

これからFX取引を始めるに当たり覚えておきたいキーワードを紹介します。

本日は、【スプレッド】です。

日本円と外貨を売買する場合、現在の通貨レートで取引を行うわけですが、FX会社によって売り値(売り気配:アスクレート)と買値(買い気配:ビッドレート)が違っています。

例えばドル建てで売り値が1ドル90.45円で買値が90.40円だとすると

私たちが買うときは1ドル90.45円必要で、逆に売るときは90.40円になるということです。

このときの売り値と買値の差を【スプレッド】といいます。

今回の場合は、

90.45 − 90.40 = 0.05 =5(銭)

となります。

このスプレッドは、FX会社によって違います。

この差は、FX会社の儲け分となるわけです。

つまり、商品にも仕入れ値と売値があるように外貨にも仕入れ値と売り値があり、その差がFX会社の利益となっているわけです。

FX会社を選ぶ時もこのスプレッドを気にして選らばないと損をしてしまうことがあります。

また、これとは別に手数料も発生します。

ここで問題です。

下記のような条件の会社で、1万通貨を取引した場合にもっとも手数料が安いのはどこでしょう?
A社 手数料(往復) 300円 スプレッド 5銭    
B社 手数料(往復) 0円   スプレッド 10銭
C社 手数料(往復) 500円 スプレッド 2銭
(手数料は1万通貨当たりの金額とします。)


答えはこちらです。

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ラベル:スプレッド
posted by ディトレーダーFX at 10:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

FXと外貨預金の違い

FXも外貨預金も外貨を一時的に保持するという意味では同じです。

しかし、外貨預金は手数料が高いために儲けるのはかなり難しいようです。

例えば、大手銀行(みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行など)では、米ドルの場合に1ドル当たり1円の手数料がかかります。

これは、日本円から米ドルに換えるときと米ドルから日本円に換えるときの2回発生します。

最近ならば1ドルは約90円ですから、もしも千ドル分(約9万円)を米ドルに換えた場合は、1000円の手数料が発生し、同じ金額を日本円に換えるときに再び1000円かかります。

これでは、1ドル90円でも実質88円と同じですね。
外貨預金で利益を上げるためには、1ドル当たり3円以上高くならないと利益になりません。

でも、1ドル3円も変動することは、なかなかありません。


これに対してFXの手数料は無料または1万通貨当たり1000円程度です。
米ドルの場合なら、1万ドル(約90万円)に対して1000円です。
外貨預金の10分の一ですね。

これなら、買いと売りで手数料が発生しても1ドル当たり30銭以上の差があれば利益が出ます。

また、FXはマージンFXといって値動きさえあれば、円高中(右肩上がり)でも円安中(右肩下がり)でも利益を得ることができます。

つまり、
●円が安いときに買って高くなったら売る
●円が高いときに売って安くなったら買い戻す
という2通りの使い方ができるのです。


これが外貨預金の場合だと
●円が安いときに外貨で預金して円が高くなったら円に交換する。
だけしかありません。
つまり、円が高くなっていく限り、円に戻すと損益になってしまいます。

しかも、FXのようにレバレッジはありませんから10万円の資金ならば10万円分しか外貨にはできません。

そのため外貨預金で利益を上げるのはかなり難しいことになります。

その分ローリスクですので、ローリスク・ローリターンといったところです。
ただし、設けられない可能性はかなり高そうです。

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posted by ディトレーダーFX at 01:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

FXってなあに?

最近耳にするFXっていったい何でしょう?

FXは、外国為替という英語に由来したことばですが、実際には外国為替証拠金取引といって、証拠金をあらかじめFX会社に預けておきその証拠金を元に海外の通貨を売買することをいいます。

でも、海外の通貨の金額は1日に1円も変動することは少なく、せいぜい数十銭の変動があるだけです。

それなのにFXで1日に数万円の利益を出す方もあります。

これにはレバレッジというシステムが有効に使われています。

レバレッジというのは、てこの原理のことで、自分の証拠金に他の金融機関(FX会社等)を合わせて大きな金額を扱うことができるようになっています。

レバレッジのレートは、数倍〜400倍までありますので、1万円の証拠金でも最大400万円分の外貨を扱うことができるわけです。

ですから、朝、1ドル90円30銭でドルを三万ドル分買って夕方1ドル90円70銭になったところでドルを全部売ったとすると

【買い】
 90.30 × 30,000 = 2,709,000 (270万3千円)

【売り】
 90.70 × 30,000 = 2,721,000 (272万1千円)

【差額】

【売り】 − 【買い】 
 2,721,000 − 2,709,000 = 12,000(1万2千円)
 
 となります。

 このように、一日に40銭しか変動しなくても1万円以上の利益を得ることができるわけです。

またこのときの証拠金は仮にレバレッジを300倍とすれば、

【買い】 2,709,000 ÷ 300 = 9,030 (9千30円)

つまり、9千円程度の証拠金でお金を動かし、1万円以上の利益が得られたわけです。

このように少ない資産で大きな利益を得ることができるのがFXなんです。

もちろん、もしもこの逆に1日に40銭下がって売ったら1万円以上の損失になります。

実際には証拠金を割るほど下がったら売らなければいいだけですが、ドルが下がり続けると損失はどんどん大きくなっていきます。

このブログでは、このような危険に合わないための方法も紹介していく予定です。

posted by ディトレーダーFX at 19:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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