新しいキーワードもありますのでご注意ください。
【レバレッジ】
証拠金を元に決められた倍数を乗じた金額で取引ができること
少ない投資金額で大きなお金を動かせるので利益も大きくなるが、
損失も大きくなる。
この倍率が高いほどハイリスク・ハイリターンとなる。
【スワップポイント】
金利の異なった通貨の間で取引通貨の金利差を調整するための差額の受払い
日本の金利は0.1%程度と低いので金利の高い通貨(豪州ドルなど)
を持っていると毎日利益が得られる。
【スプレッド】
外貨を交換する際に買うときと売るときの差額
この差額がFX業者のマージンとなるため、FX会社によって異なる。
このときの
買い値を【ビッドレート】(買い気配)
売り値を【アスクレート】(売り気配)
という。
注)これは、FX会社側からみた表記なので、投資家側から見た場合は逆になる。
1ドルが90.45〜90.50円と表示があったら
ビッドレート:90.45円
アスクレート:90.50円
つまり、投資家が買うときは、90.50円で売るときは90.45円となる。
この場合、買って売るだけでは-0.05円(5銭)のマイナスとなる。
【手数料】
スプレッドとは別に1回の取引きの度に発生する費用
FX会社によっては無料の場合がある。
【デイトレード】
1日のうちに買いと売りを終えること
普通は、大きな値動きがないため比較的リスクが低い
FX会社によってはデイトレードの手数料が普通の手数料と別に設定してある場合がある。
FXでの1日の区切りは、日本時間の午前6時。
【ポジション】
FXでは、外貨を買ってから売る場合と売ってから買う場合があるので、このうちの
買っている状態を【買いポジション】(ロングポジション)
売っている状態を【売りポジション】(ショートポジション)
と呼ぶ。
【信託保全】
FX会社に預けたお金をFX会社の管理下におくとそのFX会社が倒産した場合にそのお金が返ってこない可能性がある。
そのリスクを抑えるため、FX会社は預かったお金を別の銀行に預けることをいう。
【ロスカット】
為替取引には株式のような値幅制限がなく、またレバレッジによって預けた証拠金で数倍〜数百倍の取引をしているため、証拠金やFX会社に預けた金額を超えて損失が発生する場合がある。
そこで、FX会社が一定の基準を設けて顧客の預け入れ金額が一定の基準を割ったら自動的に精算が行われる仕組みが用意している。
この仕組みを「ロスカット」と呼ぶ。
以上、FX会社を選定するときに必要と思われるキーワードを紹介しました。
次回からは、具体的にFX会社を紹介していこうと思います。